柔らかい…

コロナウィルスのニュースが報道番組、ワイドショーの多くの時間を占める中、たまに出てくるのは芸能人のスキャンダル。個々の事例は事実がよくわからないところですが、思い浮かんだ映画がありまして、それは『柔らかい肌』。これもまた古い、1964年公開のフランス映画。

トリュフォー作品で、撮影は以前にもリスペクトしているとお伝えしたラウルクタール。柔らかいのは画面の調子にも言えることというか、繊細な雰囲気が物語を盛り上げます。ただし、内容はかなりシリアスなもの。音楽は、ジョルジュドルリュー、切ないメロディがとても良いです。

1972年の『ゴッドファーザー』(コッポラ作品)を並行して思い出したのは何故か?気になる方は両方をお楽しみ下さい。こちらはニーノロータの音楽もいいです。

柔らかい調子といえば、リバーサルフィルムにもありました!フジのアスティア?コダックのEPR? Non,non.   もっと柔らかい、柔らかいのがあるんです。いわゆるデュープフィルムを通常撮影に使うという裏技?ですね。原板はタングステンフィルムのためもっとブルー調なのですが、スキャナーが何故か補正してしまうので、これはこれで良しとします。

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Kodak 5071 PC Nikkor 35mm