四季を忘れないために

お盆休みの時期はまだまだ夏の盛りで熱中症に気を付けて、出来るだけ涼を取ってと考えるのが普通のことだと思うのですが。 秋雨前線が停滞して線状降水帯が発達して凄まじい豪雨がやってくるとか、どこまで今年の日本は大変なのでしょう。 日本人は我慢強い…

サバイバル in JAPAN

最近は落下防止の扉があるホームも多いので、幅が狭く落下防止の装置がない駅では何となく緊張します。 凄まじい猛暑だと何となくフラフラする感じもしてより一層気になります。 しかもコロナ禍でマスクを着けることがマナーとして要請されているので、汗が…

夏空を閉じ込めろ

今年は関西では梅雨が長かったことと関係があるのかどうかカラッと晴れた空を見ると気持ちが上がる。そして、自分がポジフィルム好きなことを思い出した。気分は夏空をフィルムの中に閉じ込めろ、そんな感じです。 冷凍庫でお休みしているEBXにお目覚め頂い…

夏が来た

なにわともあれ梅雨が明けた近畿地方。 夏空が気持ちいいですね。 夏の日差しを避ける日傘の季節ですが、今ではコロナ対策のマスクも加わりなかなか大変ですね。 何年が経って、傘型ドローンが普及したりなんかしてハンズフリーになったりしたら、快適になり…

鬼と童子

童子とは子どものことを指すのが一般だと思いますが、仏の王子すなわち菩薩を指すこともあるようです。 それは遠目には地蔵さながらに橋の袂に鎮座していたので、近づいてみると「茨木童子」と記されていました。 童子だから子どもなのでしょうけれど、何や…

暖かくなることは良いこと?

春の陽気に誘われて、色々なものが動き出す。 とはいえ、今年もコロナ禍での春。 なので、その不幸を私たちが抱えていなかった2年前よりは人出も少なく過ごしやすいと言えるかも。 しかし、そんな人間の世界とは関係なく、蠢くものたちがいます…。 あぁ、蚊…

10年ひと昔

今年は3月で東日本大震災から10年の節目を迎えることがニュースなどで報じられていた。 10年前の震災当時は京都に居て東日本から遠く離れて居たけれども、その瞬間は揺れを感じたのを覚えている。 10年前はもちろん今のような新型コロナウィルスの危機は起こ…

春の記憶

春色なら桜色が本来の趣旨に沿うのだろうが、なんかそんな気分になれない。 フィルム全盛の時代ならば、フィルムの銘柄で色味を選択する技術は大事でしたが、デジタル時代の今はそんな苦労もあまり意味はない。 春っぽいが春っぽくないという矛盾に満ちた色…

ノスタルジー TRAIN

言葉を喋り出す年頃まで住んでいたのは堺の海の潮風が届く住宅地だったといつだったか親に聞きました。 その頃にも走っていた路面電車、車両は進化していますが、今も存在しています。 のんびりした雰囲気を醸し出す単線、枕木のない路面電車、ノスタルジー…

アルコール Free ?

身体がアルコールを受け付けないとかでは全然なくて、付き合いで飲むことはごく普通にできる。例えば、ビールで始めようと提案があればビールだし、カクテルでも、酎ハイでも何の問題もない。 ですが、家に帰ってまでは飲まないんですねェ…。そういう意味で…

当地では明日から解除です。

2021年の始まりを伝える前回のブログから長い時間が経ってしまいました。 生活している大阪では、緊急事態宣言が続いていて、不要不急の外出自粛が要請されていることもあり、何だが足も筆も進みませんでした。 後ろ向きモードに入ってしまっていて、皆さん…

Before…After

東京であれば東京駅だとか、大阪であれば中之島公会堂だとか、煉瓦造りの建造物を見ると何か落ち着く気がします。それは煉瓦の効用なのか、それともその建造物が背負っている歴史の重厚感なのか…。 それを創った時点でどれだけの未来を見つめて図面が引かれ…

想定内?

出来るだけ不意打ちを喰らわないように色々想定するのだけれど、何かしら想定を超える事柄は起こってしまうもの…。 アメリカでは大変なことが起こってきているような気もします。 良い方向に向かって欲しいのですが…。どうなるのでしょう? Rollei RETRO 400…

鳥、なかでも烏(カラス)は都市部では評判が悪い。日常のゴミ出しでも防御ネットをきちんと掛けておかないと自治体の回収車が来るまでに荒らされてしまったりする。 ただ、烏は知能の高い鳥らしく、人のちょっとしたミス、例えばネットを不十分にしか掛けてい…

梅雨とお片付け

梅雨明けは今年は遅くなる予報だという。雨ばかり降っている。各地で心配な災害も起きてきている。 積極的に外出できない時はお片付けするのも有効な過ごし方だというのは、コロナ自粛期間に体得できたこと、今も実践してみようと思いました。 雨の季節とい…

写真について私が思う2、3の事柄 その1

4月7日から続いていた非常事態宣言は、地元大阪では5月21日に解除された。京都、兵庫も同時解除となった。 1ヶ月を超える自粛でお店もほとんど閉まっていて、運動不足を解消するのに行けるのは公園ばかりでした。同じ公園にばかり出かけていても飽きてくるの…

懐かしき日々

懐かしさが込み上げて来る景色を見ても、何処か冷静というか冷めているというか、何ともいえない自分がいる。 コロナ時代とは、そんな何となく楽しめない時代になりそうな予感がして、ふと…。 思い過ごしなら良いのですけど…。 Kodak EPP , Ais Nikkor 50mm

雨が上がると

雨降りは憂鬱になりがちだけれど、大気中の塵や埃などを洗い流すようで、雨上がりの景色は心地よい。何かが進んでいくときには何らかの犠牲が必要ということなのだろうか。 雨上がりの街を慈しむように人が集まってくる。そんな当たり前の日常が取り戻されよ…

自由に泳げるその日になれ

実は今年は大掛かりな鯉のぼりを堪能する機会も環境もないまま過ぎてしまった。 ゴールデンウィークはステイホーム週間になってしまったから。 季節の巡りを忘れないためにも以前撮ったスライドを取り出してみました。 そういえば、今は共存がキーワードなの…

お願い

自粛要請もお願いのひとつなのかもしれませんが、…。 コロナ危機収束を願うことは多くの人の一致できることだと思います。 以前からの日常が回復できるようにお願いしたいです。 FUJI RDPⅢ , Ai AF Nikkor 80-200mm

Week-end

世の中は今、ゴールデンウィーク(今年はSTAY HOME WEEK)の真っ只中でお休み期間中だから週末のお休みモードと同じということですか? このWeek-endというタイトルは…? すみません、違うんです。この写真を撮影したのは何年か前のことなのですが、河川敷を歩…

NO EXIT

映画なら90分ほど、大作でも3時間ほどで終わる。テレビの連続ドラマなら3ヶ月ほど、大河ドラマでも1年で終了。 このコロナ危機はいつ出口が見えるのでしょうか? 緊急事態宣言が終了する5月6日とは素直に思えない…。NO EXIT…. そもそも今年はオリンピックが…

コントロール

休日といえど外出しないことが当たり前になったため、以前に見てもう忘れてしまった映画なんかをSTAY HOME で楽しんでいる今日この頃。 『ジュラシック・パーク』(1993)、スピルバーグ監督作品。大人気でシリーズ化された映画の第一作品目。なぜ、スピルバー…

偶然

コントロールすることができないから偶然というのだろうけど、そんな偶然も楽しめることがある。 複数のフィルムカメラを使う人アルアルだと自分的には思っているのですが、例えばニコンFM2にフィルムを詰めて撮影に出かけても、最後のコマでその日の撮影が…

選択

人間の情報処理能力に関しては、毎秒、目、耳、鼻、皮膚から入ってくる1100万ビットの情報のうち意識が処理できる量はわずか毎秒40ビットのみなのだという。意識が追いついていないにもかかわらず、私達はリアルな世界に生きていると実感しているのですが、…

インデペンデンス・デイ プロジェクション

『インデペンデンス・デイ』(1996)では、空を見上げることが不吉なものとして始まった。それは、エイリアンという理解し得ない敵が空から降って来たから。そして、最後には、空を見上げることは希望に充ち満ちたものとなった。それは、人類が力を合わせて空…

柔らかい…

コロナウィルスのニュースが報道番組、ワイドショーの多くの時間を占める中、たまに出てくるのは芸能人のスキャンダル。個々の事例は事実がよくわからないところですが、思い浮かんだ映画がありまして、それは『柔らかい肌』。これもまた古い、1964年公開の…

生の躍動

昨日は気温も高くなっていたし、暖冬傾向にあるし、ということでやって来たのだが、桜は例年通りのリズムを刻みたいと思ったのか、蕾のままでした。何時間も歩いてみた結論は、ちらほら咲き始めているといったところでしょうか。見頃にはまだ時を待たなけれ…

私と汝、哲学の道の帰り道

その日は桜咲く春のある日。午前中から訪れたのは京都市左京区、哲学の道と呼ばれる小川沿いの小径。天気が良かったので外でのんびりしながら、読書時々撮影という予定でした。西田幾多郎の石碑などを巡ったりしたのですが、観光客が結構多く、ゆっくり道端…

The end of the world , コダクローム愛

『監察医朝顔』の上野樹里ではなく、『のだめカンタービレ』の上野樹里ではなく、『虹の女神 Rainbow Song』の上野樹里こそが素晴らしい! と、あるフィルム好きは思う。 青春ドラマとしても爽やかだし、大切な人の死という重い問題を考えさせるのも感動的だ…