2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

選択

人間の情報処理能力に関しては、毎秒、目、耳、鼻、皮膚から入ってくる1100万ビットの情報のうち意識が処理できる量はわずか毎秒40ビットのみなのだという。意識が追いついていないにもかかわらず、私達はリアルな世界に生きていると実感しているのですが、…

できるだけ

3密を避けること。 密閉空間を避け、密接場所を避け、密接場面を避けること。 ちょっと広めの公園に出てみるのも良いかもしれないですね。これを撮影したのは秋だったと思いますが…。 フィルムで写真を撮る方ならあれ変な感じだなと思われたかもしれません。…

リズム

平日は淡々と刻んでいくリズム。週末に向かってだんだんと盛り上がっていく。そんなことは当たり前だったのですが、世は自粛に自粛にという流れ。 心を鎮めて、楽しい記憶を喚起してみる。自分の中だけでなら盛り上がるリズムを刻んだって良いのではないでし…

インデペンデンス・デイ プロジェクション

『インデペンデンス・デイ』(1996)では、空を見上げることが不吉なものとして始まった。それは、エイリアンという理解し得ない敵が空から降って来たから。そして、最後には、空を見上げることは希望に充ち満ちたものとなった。それは、人類が力を合わせて空…

『24』日本版はカラ・バウアーなんだってさの件

M42

今日のワタクシ的ニュースのTOPはコレでした!唐沢寿明がジャック役なのだという日本版トゥエンティフォー。今秋にオンエアー予定。シーズンを重ねるごとに毎度お馴染みの展開となることがわかっていながら連続で見てしまうという、スリリングな展開がむしろ…

『理由なき反抗』のトラウマ

もはや古典作品として語られるかもしれないけれど、『理由なき反抗』(ニコラスレイ作品)に影響を受けていると思う。大人になってみると何であんなことに熱くなっていたんだろうかと少しの気恥ずかしさが起こってくるような青春の物語が描かれているからか?…

柔らかい…

コロナウィルスのニュースが報道番組、ワイドショーの多くの時間を占める中、たまに出てくるのは芸能人のスキャンダル。個々の事例は事実がよくわからないところですが、思い浮かんだ映画がありまして、それは『柔らかい肌』。これもまた古い、1964年公開の…

生の躍動

昨日は気温も高くなっていたし、暖冬傾向にあるし、ということでやって来たのだが、桜は例年通りのリズムを刻みたいと思ったのか、蕾のままでした。何時間も歩いてみた結論は、ちらほら咲き始めているといったところでしょうか。見頃にはまだ時を待たなけれ…

私と汝、哲学の道の帰り道

その日は桜咲く春のある日。午前中から訪れたのは京都市左京区、哲学の道と呼ばれる小川沿いの小径。天気が良かったので外でのんびりしながら、読書時々撮影という予定でした。西田幾多郎の石碑などを巡ったりしたのですが、観光客が結構多く、ゆっくり道端…

The end of the world , コダクローム愛

『監察医朝顔』の上野樹里ではなく、『のだめカンタービレ』の上野樹里ではなく、『虹の女神 Rainbow Song』の上野樹里こそが素晴らしい! と、あるフィルム好きは思う。 青春ドラマとしても爽やかだし、大切な人の死という重い問題を考えさせるのも感動的だ…

庚子 🐁 シグネットはいかがでしょう

気がついた!今年はKodak Signet35を使うのに縁起の良い年であることを。 シグネット35は1951年にコダックが発売開始し1958年まで販売されていたレンジファインダーカメラです。古! でも丈夫なんです。軍用モデルも存在するくらい。流石に壊れやすいものは…

彼女について私が知っている二、三の事柄

・名前はクリスティーナというらしい ・トリコロールが好きらしい ・蚤の市に出没するらしい 彼女とはあまり関わりない二、三の事柄 ・撮影レンズはエクター、フィルムはベルビア50。そう、これはコダックとフジというライバル競演なのです。 ・『彼女につい…

業(ごう)と行(ぎょう)

ベルトルッチはもういなかったんだ。イタリアでのコロナの猛威のニュースでその安否が一瞬脳裏をよぎったがすぐに打ち消した。ベルトルッチは1年以上も前に亡くなっている。芸術家の凄いところは作品があるためかいつでも生きているような感覚を喚起させると…

櫻吹雪の誘惑

昨日東京では桜の開花が発表された。それなのに雪が降るという。未知のウィルスに人々の不安感が高まっているときに気象までが同調するかのよう。 行動は冷静に、手洗いしっかり、人混みは避け、終息に向けて頑張るしかない。 シュールな状況に耐性を獲得す…

珈琲時光

平日の朝はコーヒータイムもせわしない。ミルで豆を挽いて、湯を沸かし、ペーパードリップ。蒸らし時間はほぼ無し。ここで時間を節約。コーヒーメーカーで入れたらとか、インスタントで済ませたりとかは自分のスタイルじゃないんですの毎日。 週末はゆっくり…

無防備都市

イタリアが大変なことになっているみたい。ファッショナブルで、グルメで、人生を謳歌することに長けているあのイタリアが。 『無防備都市』では戦時下の闘いだったけれど、2020年の闘いは見えない生命でもないものとの戦いという困難がある。 お家に帰って…

Pretty in Pink

M42

そんな映画があったのです。ただし桃色なのはドレスだったのですが… ウィッグもファッションアイテム繋がりということでお許しを。 いつの時代でも青春時代は皆んな問題を抱えている。映画は2時間ほどの時間に乗せて、何らかの解決?を提示したりする。 写真…

光に包まれる麗しさと怖さ

「見つかった?」「何が?」「永遠が。」 昨日も言及したゴダール作品の最後の場面でアンナカリーナとジャンポールベルモンドの間で交わされる会話。その光に包まれた画面で会話する二人は既に「永遠」の領域に踏み込んでしまっています。永遠というのは人間…

青い車の女を赤い車の男は追いかけるのだった

誰にでもその人のスタンダードな映画があるのではないでしょうか? 『ニューシネマパラダイス』でも『千と千尋の神隠し』でも『2001年宇宙の旅』でも、何でもアリ。 私の場合は『PIERROT LE FOU』(1965)。古いフランス映画、ゴダールの作品です。50年以上前…

赤毛のアン?

大阪のミナミに程近いコスプレーヤーの聖地、日本橋にあるストリートに彼女は居た。 名前はアンかどうかはわからない。イマジネーションはアニメから来たものだが(日本橋という土地のイメージからか)、リュックベッソンのフィフスエレメントからミラでも良…

丸く収まらず角が立つ世界なら、真四角タクソナで笑う。

変なタイトルになってしまいました。『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(TVドラマ)へのオマージュということで。このドラマのタイトルは凄く連想をかき立てるものでした。 なぜか関係ない『笑うせぇるすまん』を思い出したりして… 「私の扱うも…

梅の便りが過ぎると

今週のお題「卒業」 梅の便りが過ぎると直ぐに卒業のシーズンがやってきます。その後は桜の便りと共に入学のシーズン。 季節は巡り、人生も進む。当たり前の日常、気にも止めることはないので日常なのですが、最近はその大切さを考えるようになりました。 当…

ノスタルジー

無性に使いたくなるフィルムがある。 でも、今となっては叶わない願いになってしまいました。 コダクローム。10年ほど前に最後の現像が締め切られそれっきり。 その地味派手ななんとも言えない色調がふと懐かしくなりました。 Kodak KM Ai Zoom Nikkor 25-50…

のんびりしよう^_^

全国津々浦々、ウイルスの危険が取り沙汰されていて心落ち着かない今日この頃。 気持ちだけでものんびりしようよと自分に言い聞かせてみる。 のんびりできる場所として思い出したのが週末の静かなコンビナート。 FUJI RDPⅢ FD50mm

縁起担ぎ

重苦しい雰囲気が漂う2020年3月。少し縁起担ぎの写真でもと。亀は万年! 撮影したときは深く考えていなかったのですが、コテコテのオブジェですね(笑) Kodak EBX MINOLTA AF24-105mm

不要不急の外出は控えましょう!の週末だったので

週末には首相の緊急会見などもあり、土日はほとんど外出しませんでした。 気分だけでもちょいと外出してみた的な写真をUPしてみます。 大阪名物?たこ焼きは如何でしょう。 FUJI RDPⅢ MINOLTA AF24-105mm

閏年の思い出

今週のお題「うるう年」 以前の閏年に撮った写真を思い出してみる。2008年なので12年経ってしまいましたが、あの時もフィルムが好きだったなあという記憶が蘇る。クロス現像や魚眼レンズで遊んでいました、懐かしい。 FUJI RHPⅢ fisheye Nikkor 16mm 原板 ク…

晴れた日に

春の訪れを意識する季節の3月になりました、今日は晴れています。 晴れた日ならそしてお休みの日ならお布団を干すのもいいかも知れない。 Fuji RDPⅢ EBC fujinon 55mm