金属的な誘惑?

工場は機能的な造形を持っていると思う。それは生産する目的物を効率的に製造するために最適化されているはず。そこに美を感じるのか?

外せないのは、その設備が年月の重みを加え、いい感じに使い込まれた感じを与えること。そんな光景を見ると思わずシャッターを切ってしまう。

この写真を撮った時もその瞬間はいつもと変わらなかったはず。しかし、状況はいつもとは違っていたのです。この時はコロナでの緊急事態宣言が明けて、外出が自由になった開放感に溢れていたからです(5月末)。

 そのまま暖かくなってコロナも収束していくはずだとの希望的観測に溢れていたのに…。

 

あの春の緊急事態宣言下(4月)よりも今(8月)の方が、毎日の感染者は多い気がするけれど、大阪では病床の逼迫がまだ許容できる範囲内との判断で宣言はなされていません。

移動は制限されていない。しかし、遠出する気分には中々なれない。せっかく出かけて楽しめないのは嫌だしな…。

 

どこででも写真は撮れるはず。それならば、近場でも良いと自分に言い聞かせたいと思います。

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Fuji RVP100 , MINOLTA AF50mm