特別じゃなくて良いから
ようやく当地大阪では緊急事態宣言が解除されました。長いですぅ。
とは言っても蔓延防止措置は実施されていますが、気分は違う気がします。
ごく普通で良いんです。マスクくらいは暑くても我慢します。
今はそんな気持ちです。
リバウンドによる感染拡大が起きて街が暗い雰囲気にならないで頂戴。
このまま、医療基盤も十分でワクチン接種も進んで行って欲しいです。
カメラ機材ボックスの片隅に転がっていた怪しい?レンズを持ち出して撮影しました。
これぐらいなら問題なし。許容範囲を広げると気分も軽くなる気もします。
鬼と童子
童子とは子どものことを指すのが一般だと思いますが、仏の王子すなわち菩薩を指すこともあるようです。
それは遠目には地蔵さながらに橋の袂に鎮座していたので、近づいてみると「茨木童子」と記されていました。
童子だから子どもなのでしょうけれど、何やら棍棒のようなものを携えているし、口元は食いしばっているように見えて笑顔でもない。調べてみると、「茨木童子」は鬼の一味なのだそうです。
今人気の『鬼滅の刃』の時代設定は大正時代ですが、茨木童子のいたと伝えられるのは平安時代だそう。
鬼と日本人の関わりは深く、それはこれからも尽きることはないのでしょうね。
菩薩即ち仏の名称を持つ鬼、茨木童子。神の名前を持つ悪魔ということでしょうか、神であり悪魔…。
思い出したのは、ジャン=ポール・ベルモンドが言うこんなセリフ。
「 優しくて 残酷
現実的で 超現実的
恐ろしくて 滑稽
夜のようで 昼のよう
月並みで 突飛 」
陽光降り注ぐ画面が活力を与えてくれる60年代ゴダール映画はやっぱり良い。
そういえば前回の東京オリンピックは64年に開催されたのだそう、そしてその年は阪神タイガースがリーグ優勝したのだそう。今年は阪神タイガースが調子がいい。
歴史は繰り返されるのか、はたまた……。
頑張れそうかは好きな道具で
殊更何かを狙ったのではなく、目についたシーンでさっと撮影。
現像上がりのフィルムをざっと眺めると、自分の中で何かが喚起される。
馴染んでいた街でも何年か時間を空けて訪れてみると、あの建物は無くなってしまったのだなとか、ここってこんなお店だったっけとか面白い。
正面に見える看板。「頑張れよ!」とでも声をかけられる気がしたのは、このコロナ禍の精神状態が影響しているのでしょうか?
ハーフ判の縦横比が今の気分にしっくりくると気に入って使っておりますが、そうなるとお気に入りのレンズで使ってみたくなるもの。
そこで、マウントアダプターという便利なものがありますね。
ニッコールをハーフ判で使う…満足です!