偶然
コントロールすることができないから偶然というのだろうけど、そんな偶然も楽しめることがある。
複数のフィルムカメラを使う人アルアルだと自分的には思っているのですが、例えばニコンFM2にフィルムを詰めて撮影に出かけても、最後のコマでその日の撮影が終わらずに巻き戻したフィルムを冷蔵庫に保管。次回は続きまでコマ送りして撮ろうと考えつつすっかり忘却。そのフィルムは次の撮影の時は勘違いしてコニカC35に詰め込んで撮影。
春に花見をしながら撮影、時は流れて、冬に雪が残る橋を渡りながら撮影。それが一部多重露光となってフィルムに定着されるという結果に。単なる偶然なのかその橋は霊的なスポットとしても著名な一条戻橋…。そう言えば、この近くで清明グッズを購入したことも記憶から蘇る。
こんな絵ができるのもフィルムの楽しみの一つだと言えると思います。