丸く収まらず角が立つ世界なら、真四角タクソナで笑う。

変なタイトルになってしまいました。『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(TVドラマ)へのオマージュということで。このドラマのタイトルは凄く連想をかき立てるものでした。

なぜか関係ない『笑うせぇるすまん』を思い出したりして…          「私の扱うものはココロ、人間の心でございます。」だったでしょうか?いつもオープニングで流れていたナレーションが何となく記憶に残っています。

そうそうタクソナです。真四角写真を35mmフィルムで撮りたいと思って選んだのがタクソナでした。第二次世界大戦直後のモデル。1950年代としても70年モノということか。これだからフィルムカメラは楽しいですね。フィルムと薬品の供給があれば物質として写真を手にすることができる。リバーサルフィルムならその時、被写体を包んでいた光をそのまま(ポジ像)に見ることができる。

けれど、フィルムの供給は困難な状況になっています。あんなに種類があったリバーサルフィルムはわずかな銘柄を残すだけになってしまいました。この写真を撮るのに使用したプロビア400Xもディスコンになっています。冷凍庫に凍らせて保管している分もあと1本なので記念にストックしている状態です。スナップに使いやすいフィルムでした。プロビア100Fの増感は、常用するにはコスト高です。

フィルム界隈がもっと盛り上がり、コダックのE100やフジのACROSのように復活が増えていってほしいです。

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FUJI RXP Tessar 37.5mm